チュートリアルインデックス

サロン用の予約スケジュール

サロン予約システム

このチュートリアルでは、美容室やヘアサロンなどの美容ビジネス向けのオンライン予約システムを設定する方法を説明します。スケジュールのタイプは各種サービスとリソースを組み合わせることを目的としたサービススケジュールを使用します。 理髪店、スパ、ネイルサロン、メーキャップアーティスト、トレーニングサロン、ウェルネスセンター、ヨガスタジオ、フィットネススタジオ、マッサージセラピストなどの多様なニーズに対応可能です。

複数のリソーススケジュールを運用している場合、異なるスケジュールの境界を越えてリソースを結合したスケジュール管理を行うサービススケジュールがあります。このチュートリアルでは、サービススケジュールは別のリソーススケジュールからスタッフの空き状況を確認します。

1アカウント内に複数の異なるスケジュールを作成可能なため、複数人が参加するトレーニングセッションクラスなどは"定員制スケジュール"チュートリアルがベストです。 美容室などのスタイリストと顧客が一対一で予約を提供する事業では"リソーススケジュール"チュートリアルも利用可能です。

サービススケジュールは同じアカウント上のリソーススケジュールを内包、連携して予約スケジュールを構築することができます。

サービスを予約する

複数のサービスメニューを提供するのが一般的なため、顧客はサービスリストから任意のサービスを選択予約が可能です。システムでは通常スタッフをリソースと呼びます。

以下のカスタマイズに沿っていきます。:

  • スケジュールで複数サービスを提供
  • サービススケジュールを複数のリソーススケジュールへ接続
  • 各予約に課金設定
  • 自動リマインダーとフォローアップメッセージの送信

このチュートリアルで作成した予約システムのデモは、サロンのデモでお試し可能です。 さらに、SuperSaaSスケジュールをいわゆるウィジェットとして統合することもできます。ウィジェットは、次のようにサイト上の小さなフレームまたは小さなボタンとして表示されます。:

5ステップでスケジュールを作成

アカウント作成後、実際にスケジュールを作成し、動作のテスト、調整の流れが最も効率的です。:

Step スケジュールを作成

開始前に

無料試用アカウントを作成します。クレジットカードなどの支払い情報の登録は不要です。

リソーススケジュール(特定のリソース、つまりスタッフと1対1で予約することができます)は、複数のスタッフの予約が重複しないように、各スタッフの時間をスケジュールするのに理想的なスケジュールです。このチュートリアルでは、スタッフごとに個別のリソーススケジュールを作成し、後でそれらを連携します。

スケジュールタイプの選択

管理画面右メニューの新規スケジュールへ

サロンスケジュールを作成

3つのスケジュールタイプから適したスケジュールタイプを選択

選択前にこちらスケジュールタイプを選択を参照しましょう。選択したスケジュールタイプは後から変更できません。

通常のサロン、美容室など複数のスタッフを要し、顧客と一対一である予約のスケジュールにはリソースタイプが適しています。

スケジュールへのアクセスの設定

スケジュールで予約するには会員登録を必須にしたり、多彩なアクセス設定が可能です。

アクセス設定

スケジュール名を決定

スケジュール名はURLとなるため、日本語の場合は長くなりがちですので注意しましょう。

スケジュール名

また、このスケジュール名は後でいつでも変更可能ですし、似たようなスケジュールやフォームはコピー機能で簡単に複製可能です。


営業時間や各種サービスを定義

作成したサービスとリソースを関連付けします。*:00, *:30 などでキリのいい時間帯で予約開始時間を指定可能です。

スケジュールを管理

各スタッフ毎のリソーススケジュールを作成して次のステップへ


Step 作成したスケジュールを試しながら調整

作成したスケジュールを実際に確認してみます。

管理者としてログインした状態と、一般ユーザーではスケジュールの見え方が異なる事に留意して、調整を実施して下さい。

画面右上隅のリンクからダッシュボードにアクセスできます。さらに、日常的な使用のためにブラウザでそのページをブックマークしたり、"モバイルデバイスのホーム画面にスケジュールのショートカットを追加したりすることもできます。

サービスを予約

複数サービスを作成すると、サイドメニューにセレクションリストが表示されます。

表示形式

予約情報の収集にて、予約時の必要な入力情報項目をカスタマイズ デフォルトでは、システムは名前と電話番号のみを要求しますが、フィールドを追加してさらに多くの予約の詳細を収集することができます。

各予約をクリックするとポップアップで編集画面が表示され、予約の編集も可能になります。リソース (スタッフ メンバー) にリンクされている予定もリソース スケジュールに表示されますが、そこでは編集できないことに注意してください。 同じ予約が複数のリンクされたスケジュールに表示される場合、サブスクリプションの使用量では1つの予約としてのみカウントされます。

予約追加

サービスメニューを選択して空き状況を瞬時に確認

予約を作成

Step 設定を調整

作成したベーシックのスケジュールをカスタマイズしていきます。

スケジュールの概要より、スケジュールの予約をブロックするなどの設定も可能です。

サービスの設定

各サービスの説明やカラー、写真の追加などの設定でよりサービスの説明を具体化します。

サービスを追加

編集ウィンドウ下部のフィールドに、サービスの説明を入力できます。サービスが選択されたときに表示され、写真も掲載可能です。書式設定や画像を含めることはできますが、リンクできるのはオンラインで入手可能な画像のみであることに注意してください。各サービス予定のデフォルトの長さを指定することもできます。

各サービスにリソースを定義

アカウントにリソーススケジュールが含まれている場合、サービス編集ウィンドウにもリソースセクションが表示されます。

新規スケジュール作成ページからリソースタイプスケジュールを選択

スタッフをスケジュールに追加

スタッフをスケジュールに追加

サービス選択に関する設定

各ユーザーに対してサービスの選択を許可する場合は下記で設定可能です。

サービスをスケジュールに追加

各リソースの設定

このチュートリアルでは、個々のリソーススケジュールで各スタッフを定義します。リソースを削除すると、関連付けられている予約もすべて削除されます。

各スケジュールを特定スタッフのみに閲覧制限を課したい場合は、こちらSuperuserを追加を参照ください。

予約時間の制限

予約開始時間の制限設定を説明します。時間の制約では、予約できる開始時間や予約時間の切り上げ単位設定もできますので、半端な開始時間や予約の長さの制約も可能です。
開始時刻の制約フィールドには、クライアントが開始時刻として選択できる時刻をリストできます。
開始時間と予定の長さが固定されている場合、システムは、クライアントがクリックして予約できるチップを備えたユーザーインターフェイスを表示でき、この場合、デフォルトの長さがチップのサイズを設定します。

予約開始時間の制限

開始時間の制約を入力しない場合、予約はいつでも開始できる可能性があり、例として、クライアントが午後2時07分から午後2時23分などの不規則な時間に予約することを避けるために、適切なRounding time(時間の切り上げ)を設定します。
開始時刻の制約とRounding timeを指定した場合、終了時刻のみが丸められます。ランダムな開始時間を削除するもう1つの方法は、5分または10分の最も近い倍数に四捨五入するようにシステムを自動的に設定することです。

予約時間の長さで設定した内容により、時間の制約で設定できる内容は異なりますが、予約時間の長さのデフォルト時間や、予約時間の最小・最大時間、予約と予約の間に必要なインターバル時間などの設定が可能です。
バッファ時間をゼロ以外に設定すると、システムは予約間の指定された時間をブロックするので、合間に掃除や準備の時間を確保するために使用できます。バッファ時間は、開始時間と最初の予約間、または最後の予約の後、終了時間までには適用されません。

スケジュールの管理ページでは営業時間を柔軟に設定可能です。

スタッフを追加

予約を定義する

デフォルトで用意されている予約を説明する単語に加え、セッションなどサロン用の用語を選択可能です。

リストから適した用語を選択するか、サービスを適切に説明する独自のカスタム用語を使用できます。単数形を入力すると、システムは必要に応じてそれを自動的に複数形に変換します。

予約設定を定義

サービスの価格を設定

プロセスページで予約時の課金プロセスを設定可能

課金設定

予約の価格は、固定価格やユーザーの選択に応じた自動計算など多様設定が可能です。リピート予約設定機能により、リピート予約も自動で回数分自動計算されます。

自動リマインダーの設定

システムは予定が始まる前の特定の時間に顧客に自動メールのリマインダーを送ることができます。加えて、顧客からのフィードバックを得るために自動フォローアップメッセージを設定することもできます。

リマインダー

課金設定に関する更なる詳細

Step ユーザー目線でスケジュールを確認

管理者としてログインしている状態と一般ユーザーではスケジュールの見え方が異なる点に注意しましょう。ユーザー目線でスケジュールを試す,を参照ください。

ブラウザの一方を使用して管理者としてログインし、もう一方をユーザとしてログインすることにより、ユーザー目線でスケジュールの操作を確認しながら設定の調整ができて便利です。

Step スケジュールをサイトへ統合表示

スケジュールの動作を確認したらいよいよ公開です。

スケジュールの公開例は次の通り:

  • 自社サイトから予約スケジュールへリダイレクトするリンクやボタンを設置
  • ユーザーがサイト上で予約できるウィジェットを配置
  • メールやソーシャルメディアチャネルに"今すぐ予約"ボタンを追加

スケジュールをサイト内に統合するには、スケジュールの統合マニュアルを参照下さい。

レイアウトタブ内のスケジュールの外観変更から、スケジュールの外観などを変更可能です。